学びを結果に変えるアウトプット大全を読んでみました。

教えたことは、忘れない。

以前読んでいたインプット大全に引き続き、樺沢紫苑という方の著作を読んでみておりました。気になった点、面白い点としては、

・インプット大全と同じ内容の繰り返しのパートは何個かあった。でも単に切り貼りしたのではなく、そこに調味料をプラスして新しい見方があるよと教えてくれている

・インプットとアウトプットのバランスは3:7。教科書と問題集のバランスも3:7。

・なぜ?を大事にする。その「なぜ?」は今自分にとって必要な情報なのでよく覚えておくことができる

・メモ書きなどをするノートは一冊で、時系列に書いていったほうがまとまっていてよい。時系列なので、パラパラめくる順に日付が進んでいく。これは佐藤優さんのノート術と同じ。樺沢紫苑さんの使われているノートの紹介があり、リングノートのように1ページ1ページが分離しているのではなく、継ぎ目の無い見開きページになっているのは良いなと思いました

・人に教えるためにインプットしたほうが覚えはよくなる。講師はたくさん講義をしているが、講師が一番得をしている説

というものがありました。良かった点などを個別に見ていこうと思いますが、

繰り返しパートは何個かあった。でも単調な繰り返し文ではない

実はAmazonのレビューでは、使い回しが多くてという感想がちょこちょこ見られていて、手を抜いているのかなぁと思いつつ読んでいましたが、単純に切り貼りしただけのものではなく、バージョンアップが若干されている内容でしたので、そこで(繰り返しかぁ・・・)と思ってテンションが下がることはあまりなかったです。あったといえばあったのは事実ではありますが、でも重要なことは場を変えて書籍を変えて、何度も噛んで含めるように教えるというのはアリだと思います。皮膚や筋肉の部分ではなく、著者の骨子となる要案については何度も書いていった方が味が深まるというものです。私の好きな作家、五木寛之さんも同じ想い出の話を繰り返し書いておられますが、その文章に生き生きとした情感が感じられるのです。著者や著作の通底を流れている、外せない話は何度書いても良いと私は思いました。

インプット:アウトプット = 3:7

教科書を読むのは3、問題集を解くのは7。これはいい方法だと思いました。読書は受けではなく攻めの読書がいいとインプット大全に書いてありましたが、たぶん深読をする手助けにもアウトプットは役立っているのでしょう。問題集を解いて、わからないところがあれば、なぜ?が生まれる。そのなぜ?がわかった時、記憶に残りやすく、自分で自主的に解いていく手応えがあるのでやる気にもなってくる。仕事も、人に言われて受動的になってやるだけではなく、指示はされてもその中で自主性を見いだせるところを見つけて主体的にやっていこうとする姿勢がよいのだなと思いました。読書が仕事だったら、受動的に読むのではなく、自主的にどうなるの?どうなっていくの?それはなぜ?とアンテナを張りながら知りたいことを求めていったほうが良い。そんな気がしました。

なぜ?を大事にする。

わからないことがわかったとき、エウレカ!と叫んでいたシーンがインター・ステラでありました。なぜ?は知恵の種。その種が知りたい分野や業界の畑に植えられて、根を張って伸びていく。物理的な畑ではないですが、そうやって十分育ったその種はいずれ芽となり花を咲かせる。花が咲くというのはきっと1万時間同じことを続けた上でのことなのではなかろうかと思いますが、なぜ?と思ったことは忘れがたいし、その疑問が解けたら嬉しい、そして何より知識と知恵となり自分の財産になる。だからなぜ?を大事にしていこうと、再確認をした次第であります。

メモ帳は一冊でいい。

著者の方はA4サイズのノートを一冊用意して、そこに時系列で予定や講義の内容などを書き留めていくのだそうです。これは佐藤優さんもしていたことで、私も真似しようとしていますが、メモ関連はEvernoteに残してしまっているんですよね・・・でも、ノートに書いたほうがより深く理解できそうなのは体感的にわかります。紹介されていたA4のノートは、Amazonで注文しましたので、届いたら使ってみようと思っています。

人に教えるためにインプットしたほうが良い。

自分だけで覚えて知識を使うのでは、知識の欠けなどはその時は露呈しませんが、人に教える時にはそれがなぜか見えてきてしまう。なぜ、自分だけの場合と人に教える場合とで違ってくるのかわかりませんが、伝言ゲームと似たような機序があるのかもしれませんね。あとは、人に教えるというときには、教える側と教わる側とで、その情報を処理する機構が並列化している可能性もあるやもしれません。教わる側は、教わっている間、疑問点が思い浮かぶ。それは口に出して言わないが、知識を共有しているホワイトボード上にマークされる。それを教える側が気づく。このような形で、知識の欠けや説明不足が教える側でふと気づくようになっているのかも。

かんそう:

平易な文章で読みやすく、するする要点を読んでいけました。3:7のインプットとアウトプットのバランスは意識していこうと思います。この他にも「読んだら忘れない読書術」という書籍も手元に置いてありますが、こちらの方はまだ読まなくてもいいかもしれませんね。

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